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CO2レーザー

ほくろやいぼをはじめとする皮膚が立体的に隆起した気になる部分を切除し、肌表面をきれいに整える治療に関しても当院では広くご相談いただけます。当院では肌に対するダメージを最小限に抑え、短時間で施術可能な高性能なCOレーザーを導入しており、痛みを最小限に抑えた治療をご提供いたしております。

CO2レーザーとは

CO2レーザーとは、その名の通り炭酸ガスを利用した治療機器です。炭酸ガスは水分に吸収されやすいという特性を持ちます。CO2気体をレーザー状に肌にピンポイントで照射すると、細胞内に含まれた水分に反応して強力な熱エネルギーを発生させることができます。これにより皮膚の表皮部分を削ったり切開したりするような治療が可能となり、傷口も非常にわずかとなるため肌に感じる痛みも最小限に抑えられます。金属メスを用いた一般的な切除方法などと比べると出血量は圧倒的に少なく、治癒スピードも格段に早くなるため、患者さん側においてもCO2レーザーを用いた施術はメリットの大変の多い治療法と言えます。

CO2レーザーを用いた治療対象となる疾患例

ほくろ(色素性母斑)

メラニン色素が高密度に集中してできた皮膚病変です。時間の経過とともに肥大化したりドーム状に隆起したりすることもあります。特にサイズの大きなものは黒あざとも呼ばれます。放置していても特に問題のない良性のものも多いですが、一部は皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性黒色腫)である可能性も考えられるため、医師による詳しい鑑別が求められます。

いぼ(脂漏性角化症・アクロコルドン)

皮膚の一部が茶色や黒色に変色し、立体的に盛り上がったものです。加齢や紫外線による影響が原因として考えられており、サイズや形状も人によってさまざま異なります。中でも頚部に多発する小さなイボはアクロコルドンと呼ばれており、わき下やそけい部にも発生しやすいことが特徴的です。

脂腺腫(血管線維腫)

頬や鼻周りにできることが多い2~3mm程度の小さなドーム型をした皮膚腫瘍です。ニキビによく似た黄色味がかった膨らみを伴うことが多く、時間の経過(年単位)とともに少しずつ大きくなることも特徴的です。良性のため放置していても問題ありませんが、サイズが大きくなるものは早期に切除されるケースが多いです。

老人性血管腫(赤ほくろ)

毛細血管が拡張・増殖することによってできる良性の腫瘍です。30代以降に現れやすい疾患で大きさは1~5mm程度と小さく、赤味を伴うのが特徴的です。ほくろと同様に全身のさまざまな場所に生じます。強い痛みやかゆみを伴う場合には悪性腫瘍の可能性も考えられるため、医師による詳しい診断をお受けいただくことが重要となります。

  • ◎悪性腫瘍である可能性も考えられるため、異変を感じたらまずは医師までご相談ください
一般的にほくろやいぼなどは日常的にありふれたもので、放置していても実生活において何ら問題のないケースも非常に多くあります。しかしながら、異常な増殖やかゆみ、ご自身で何らかの異変を感じられている場合には、皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性腫瘍)である可能性も十分考えられます。特にほくろとは酷似した形状となるため、専門知識に長けた医師による詳しい鑑別を早期に受けられることが重要となります。

治療後もごくまれに再発することがあります

特にほくろの除去については形成している色素が皮膚の上層部(角質層)にあるものなのか、奥深い部分(真皮層)に達するものなのかによって施術方法が異なります。サイズも人により千差万別に異なるため、色素細胞をしっかりと取り切ることができなければ再発する可能性も考えられます。再発はすぐに起きるものではありませんが、数年後に点状にほくろが出てくるというケースも実際にみられています。当院では事前のカウンセリングにてレーザー治療に対するリスクについても患者さんに十分にご説明差し上げた上で治療を検討いただいております。ご不明点やご心配事等ございましたらどうぞ些細なことも遠慮なく医師やスタッフまでお問い合わせください。

CO2レーザーの治療の流れ

1. カウンセリング

気になる症状や部位をお伺いし、医師が診察いたします。施術に関するメリットやリスクなどについても詳しくご説明させていただき、患者さんお一人お一人にあった治療プランをご提案させていただきます。十分ご理解ご納得いただいた上で同意書にご記入いただき、治療を開始いたします。ご不明点やご質問などございましたらどうぞ些細なこともお気軽に医師までお声がけください。

2. メイクオフ

顔の治療をご希望される場合には、まずはクレンジングでしっかりとメイクを落としていただきます。皮脂や汚れを除去し、清潔な状態で治療をお受けいただきます。特に日焼け止めなどの成分が皮膚に残っていると熱傷リスクが高まるため、治療当日は可能な限りシンプルなスキンケアでお越しください。

3. 照射

CO2レーザーによる痛みを軽減するため、当院では施術前に注射での鎮痛剤の投与を行っております。レーザーの照射時間自体はわずか数分程度で終了できます。

4. 治療終了

施術後の皮膚表面は真皮層が露出したままの状態となります。患部が乾燥してしまうと傷口が深くくぼんでしまう危険があります。施術後は医師と協力し、適切なアフターケアを行うことが非常に重要となります。

施術後は特に患部の適切な保護ケアが求められます

施術後はご自身の肌本来の再生力を最大限に活かし、自然な治癒へと促すためにも患部を清潔に保ち適切なアフターケアに努めてください。医師から処方される軟膏(ハイドロキノン)と目立ちにくい専用の保護テープを毎日貼るなど、施術後1~2週間程度は適度な湿潤環境を保つ工夫が重要となります。

5. 定期的な通院

施術から1週間(もしくは2週間)後に一度ご来院いただき、患部の状態を詳しく確認させていただきます。特別な異常がみられなければその後の通院ペースについてなど医師から適宜ご説明させていただきます。

当院では肌の状態がきれいに整うまで手厚くフォローいたしております

当院では施術前に実施するカウンセリングからアフターフォローまで、患者さん一人一人に対して丁寧にわかりやすい言葉を用いて真摯なご説明に努めております。中でも重要となる施術後のご自宅でのセルフケアについては、医師やスタッフがわかりやすく具体的にご指導いたしております。処方されるお薬の内容や期待される効果、保護シート等の使い方など、初めて治療を受けられる方にも安心してお臨みいただけるよう手厚くサポートいたしております。肌の状態がきれいに整うその時まで、スタッフ一同、患者さんを力強くお支えいたしてまいります。ご不明点やご心配事がございましたらどうぞ些細なこともお気軽に担当スタッフまでお声がけください。

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