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Qルビーレーザー

Qルビーレーザーは肌へのダメージを最小限に抑えながらも、しみ・そばかす・ほくろの除去など、色素性皮膚疾患の治療に高い効果が期待されている治療機器です。強力な光を肌の奥深く(真皮層)までピンポイントで照射可能となるため、あざや刺青(タトゥー)の除去にも適しています。また太田母斑・外傷性刺青・異所性蒙古斑・扁平母斑などといった疾患治療にも当院では広く対応いたしております。

Qルビーレーザーの特徴 

数回の施術で効果を実感できる

Qルビーレーザーは、非常に強力なレーザーを肌の奥深くにまで照射し、原因となる色素を破壊します。わずか1~2回程度の施術でも効果を実感しやすく、通院回数も少なく終了できます。

施術時間はわずか数分程度

照射されるレーザーはフラッシュのような瞬間的な光です。施術中は特殊な光から眼を保護するための専用ゴーグルを装着していただきますが、照射時間としてはわずか数分と非常に短時間で終了できます。

肌へのダメージが少ない

しみやあざを作る原因物質は肌内部で生成されるメラニンなどの黒い色素です。レーザーの光はこの黒い色素のみに反応する仕組みであるため、その他の周りの皮膚組織へのダメージは最小限に抑えられます。傷跡も残りにくく、色素沈着などといった後遺症のリスクも低いと考えられています。施術後の腫れや赤みなどといったいわゆるダウンタイムも短くなるため、患者さん側の負担も軽減されます。

肌の深い部分にできたしみやあざの除去にも広く対応しています

例えば年齢とともにだんだんと目立つようになるしみの多くは「老人性色素斑」と呼ばれるもので、皮膚の比較的浅い部分(表皮層)にできるしみの代表例です。その一方、生まれつきによる灰色味がかったような濃いしみや青あざなどは皮膚の奥深い部分(真皮層)に原因を生じることが多いです。Qルビーレーザーは肌の奥深くの真皮層にまで到達できる強力なレーザーを照射できるため、色味の濃いしみやあざの治療、さまざまな色素性皮膚疾患にも幅広く対応いたしております。他院にて治療が困難と言われ諦められていた患者さんにおかれましても、まずは当院まで一度ご相談ください。

当院では肝斑のケアについてもご相談いただけます

レーザー治療においては一般的に肝斑部分の施術は不向きとされていますが、当院では患者さんお一人お一人の症状に応じて個別性の高い治療アプローチをご提案いたしております。他院にて施術を断られた経験のある方など、肝斑部分のしみやケアにお悩みを抱えられている場合にはぜひ当院まで一度ご相談ください。

以下の疾患治療に対するレーザー治療は保険適応となります

太田母斑(おおたぼはん)

 おでこから目の周り、頬から上唇を中心とした片側顔面(まれに両側)にできる青あざで、生後すぐにみられる「早発型」と思春期頃に現れる「遅発型」の2種があります。自然消失することはなく、乳児期から次第に色味が濃くなっていくケースもあるためレーザーを用いた早期の治療が有効です。

外傷性刺青(がいしょうせいしせい)

交通事故や転倒による外傷などで皮膚内部に異物が混入したまま傷口が塞がってしまったことによる色素沈着です。色素沈着が起きている範囲、皮膚の深さによっても必要となる治療回数や期間はそれぞれ異なりますが、複数回のレーザー治療を用いて除去することが可能です。

異所性蒙古斑(いしょせいもうこはん)

 蒙古斑とは一般的に生後1週間~1ヶ月頃にかけてお尻や背中下部にみられる青あざのことです。多くは幼児期頃までに自然消失しますが、まれにそれ以外の部位にも生じることがあります。特にその色味が濃い場合や広範囲にわたるもの、衣服で隠せない部分など本人の精神的苦痛が強い場合には治療対象となるためまずはご相談ください。

扁平母斑(へんぺいぼはん)

 別名「カフェオレ斑」とも呼ばれる隆起のない茶色いあざです。小さなほくろのような濃い茶色の斑が散在している場合もあります。手のひらと足の裏を除く体中のどこにでもできやすく、ほとんどは生まれつきか幼少期に生じるのが特徴的です。原因は皮膚の比較的浅いところにメラニン色素が増加することですが、放置していても悪性化することはなく大きな問題はないと考えられています。治療においてはレーザーを用いた根気強い治療が必要となります。

施術時の痛みがご心配な方には麻酔テープをご用意いたしております

レーザー照射時には、輪ゴムではじかれたような痛みを感じることが多いです。痛みに対してご不安なお気持ちが強い場合には、当院受付にて麻酔テープを1シート100円で販売いたしております。ご希望に応じてご購入ください。

麻酔テープの使用方法

麻酔薬を含有したシートタイプのお薬です。施術前にご自身で患部にお貼りいただくことで局所的な痛み止め効果が得られ、レーザー照射時の痛みの感じ方を軽減できます。

レーザー治療の流れ

1. カウンセリング

まずは気になる箇所や症状について医師が詳しくお話をお伺いいたします。治療における効果やリスクなどについても丁寧にご説明させていただき、患者さんお一人お一人にあった治療プランを検討いたします。患者さんには内容について十分にご理解ご納得いただいた上で同意書にご記入いただき、治療を開始いたします。ご不明点等ございましたらどうぞ些細なこともお気軽に医師までお声がけください。

2. 施術当日

メイクオフ

顔の施術をご希望される場合には、まずはクレンジングでしっかりとメイクを落としていただきます。皮脂や汚れを除去した清潔な状態で施術をお受けいただきます。特に日焼け止めなどの成分が皮膚に残っていると熱傷リスクが高まるため、施術当日は可能な限りシンプルなスキンケアでお越しください。

麻酔テープを使用される場合には、施術前にご自身で患部に貼ってご準備ください

レーザー照射時の痛みにご心配がある場合には、受付にて麻酔テープをご用意いたしております。施術前にご自身で患部にお貼りいただいた状態でお待ちください。

3. 照射

専用ジェルを肌に塗布し、特殊な光から眼を守るためのゴーグルを装着して施術をお受けいただきます。レーザーの照射時間はわずか数分程度と非常に短時間で終了できます。

4. 治療終了後

塗布したジェルをきれいに拭き取り、鎮静効果のある薬剤を塗布します。治療当日は多量の飲酒を避け、お風呂はシャワー浴とし、熱いお湯を直接照射部位にかけないようご注意ください。

5. 定期的な通院

施術後には患部に軟膏(ハイドロキノン)を塗り、上から目立ちにくい保護用テープを貼って肌をカバーします。その後、2週間程度はご自宅でも同様の処置を毎日行っていただく必要があります。具体的な処置方法についてなど、当院では術後の肌ケアについてもスタッフが手厚くご指導いたしております。医師による定期的な確認もあわせて行っているため、初めての方も安心してご受診いただけます。

料金について

美容に関する治療は自費診療となります

(例)しみ・そばかすの除去など

以下の疾患治療に該当する場合は保険診療となります

太田母斑、外傷性刺青、異所性蒙古斑、扁平母斑

施術を必要とされる範囲や治療回数によっても料金が異なります。詳しくは当院医師までお問い合わせください。

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